TOP > 大人のあなたのむし歯予防 > タイプA:基本は歯磨きから
「むし歯の痛さ」を経験しているあなた。
できることなら、そんな痛さなんてもう体験したくはありませんよね。
そんなあなたのむし歯予防は、まず歯磨きをしにくいところを集中的にケアすることです。
大人になると、忙しかったり、部分入れ歯になっていたりと、自分では気づかないうちに磨き残しができてしまうものです。特に歯と歯のあいだや奥歯、歯の溝など歯ブラシが届きにくいところは注意して磨かないと、むし歯の原因となる歯垢(プラーク)がなかなか取れないため、ていねいなブラッシングが必要になります。
そうは言っても、毎回のていねいなブラッシングは意外に大変なものですよね。少しでも楽に清掃するために、歯ブラシ以外の補助器具を使うことも考えてください。どんなに、歯磨きが得意な人でも(歯医者さんでも!)1本の歯ブラシだけでは完全に磨くことは不可能なのです。
また、そんなときには、ブラッシングの前にキシリトールを摂ることをおすすめします。キシリトールには、歯垢を取れやすくする効果がありますから、歯磨き前に摂ると、ブラッシングの効果もアップします。
また、だ液の分泌が減る寝る前にもキシリトールを摂れば、就寝前のむし歯菌の活性が弱まるので、むし歯予防におすすめです。
お子さんをむし歯にさせないためにも、まずお母さんが良い習慣を身につけることが大切です。